髪について
私たち人間は遠い昔から「髪」について自身をアピールする形として活用してきました。例えば古代エジプト人たちは髪を染め、手の込んだカツラを付けて飾り立てていたことが証明されています。
髪の毛が1本もなくても健康に生きられることを考えれば不思議なことですが、現在においても昔と同じように髪は男女問わず重要なものとなっているのです。
髪は自分が誰であるかを証明する手段であると言えます。髪の色やカットの仕方は人によって異なることから、自分という人間を印象付けたり表情を表現する役割を果たしてくれます。自然に衰えてゆく髪のプロセスが老けて魅せるのに対し自分で選んだ髪型や色は人生について多くのことを物語っているのです。
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髪の魅力
- シンボルとしての髪
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古くから人の美しさを示す方法として男性女性に関わらず世界中で実に様々なヘアスタイルが流行しました。貴族階級の人々は長い髪を巻く・染める・編む・結ぶ・ときには金粉や金銀の飾りをあしらい後に凝ったカールや編み込みへと発展しています。またリボン・ひも・かんざし・くし・などで飾ることがステータスシンボルとして重要な役割を果たしていました。
- 印象づける髪
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初対面の人の印象は8割髪型で決まるというデータがあります。たとえメイクの違いに鈍感な男性でも髪型の変化には気付きやすいものです。つまり髪型は印象を大きく左右するカギでもあり、髪が艶やかだと姿形まで美しく見える傾向にあるのです。逆に髪にまとまりがないと正反対の印象に映ってしまいます。このことから、髪は今も昔も自己表現の表れだと言えるでしょう。
- 髪のケア
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髪のケアも時代と共に変化しています。シャンプーが発明される前は、粗悪な石鹸で洗い布で拭きあげるほかありませんでした。寒い地方や乏しい地域では頻繁に髪を洗うことが難しかったため、くしやブラシで髪の汚れを取って頭皮の脂を洗剤として利用していました。現代では髪質や地肌にこだわったヘアケア製品が販売され、頭皮をマッサージすることで髪の健康を維持しています。
髪が発毛する仕組み
髪は一定のサイクルで成長し寿命を迎えます。髪の一生には「成長期」「休止期」「終末期」という3つの段階があり、成長期には髪は1ヵ月におよそ1.25センチ伸びて約1年から6年続きます。
その後、短い休止期もしくは退行期が2週間ほど続いて終末期を迎えた髪は抜け落ち、新しい髪が下から生えてくる仕組みになっているのです。
髪が発毛する際に、時には1つの毛包から2本以上の新しい毛が生えて、より豊かな髪を作ることがあります。頭皮からは普通、毎日100本の髪が抜け落ち新しく生え替わっているので、髪をとかしたブラシや洗髪後のシンクを見て科見たたくさん抜けたように感じても心配はいりません。
髪の成長サイクル
加齢によって髪の成長期は短く休止期は長くなるので若い頃のように髪を伸ばすことは難しくなります。髪の密度も年齢を重ねるごとに低くなりますが、女性の場合は多くの男性のように「ハゲ」に悩ませることは少ないようです。
- 髪の量
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髪の量は15歳から25歳の間が最も多く、30歳から50歳にかけて多少減りますが50歳以降は健康と食生活にさえ注意していればハゲることはありません。量の減少よりも目立つのが色の喪失です。平均40歳前後から始まり、やがて白髪になって乾燥しやすく、髪に潤いを与えて保護する皮脂も少なくなります。
- ホルモンによる変化
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妊娠中は髪の量がかなり増えます。これは妊娠中に作られるエストロゲンやプロゲステロンといった高レベルの女性ホルモンの影響を受けて髪が長生きするためです。そして出産後3ヵ月経つとこれらの毛は抜け落ち、妊娠前の密度に戻るので普段よりも多い抜け毛に驚かれる女性がたくさんいます。また胎児や流産の後にも髪は同じように抜ける傾向にあります。
- 年齢による髪の変化
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髪の成長は男性と女性で異なりますが、この違いは主となる性ホルモンの影響を受けて女性に腋毛や陰毛が生える思春期に現れます。これら陰毛などは髪の毛よりも太く縮れているのが普通です。女性の閉経後の陰毛は薄く真っ直ぐになる傾向がありますが最終的にはグレーに変ります。
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