髪の成分

髪の成分

髪の成分

髪の成分はキューティクル・毛皮質・毛髄質の3層から成っています。ここでは髪の構造について様々な事実を知って頂くために髪の成分と発育の成長パターンなどを分かりやすく説明しています。

この髪の構造を知ることで人間の頭皮に生える髪の毛が複雑な要素を元に成り立っているのが分かるはずです。


例えば私たち人間の全身にはおよそ500万個の毛包がありますが、そのうち頭皮にあるのは約10万個だけです。その中でも頭皮に生える髪の成分には意外と知らないこともあります。先ずは髪の基礎知識について知ることから始めましょう。

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髪の主な成分

健康な髪の持つ輝きは表面を覆うキューティクルが滑らかに揃っていることによって生まれます。髪の毛の1本1本は毛根に付随する形で皮脂の分泌腺を持っており、これがキューティクルを滑らかに均一に保っているのです。

キューティクル

キューティクルはケラチンの薄い板が重なってできています。幾分透き通っているため毛幹内の天然色素まで光が届くキューティクルは、太陽光線や塩素・脱色・パーマ・加齢・長髪といった美容過程でダメージを受けます。髪が傷むとキューティクルは剥がれ、髪に気孔が開き乾燥すると艶を失って枝毛・切れ毛・もつれなどの原因になるのです。

毛皮質

髪の大部分を占めるこの層は、アミノ酸が連なったポリペプチドと呼ばれる鎖を持つ繊維質でできています。鎖は化学結合で繋がっており、中でも最強のものはジスルフィド結合として知られています。これらの結合によって髪の質感やしなやかさ・強さが生まれるのです。毛皮質はメラノサイトという細胞内に色素を含んでおり、髪に色を与えているのです。

毛髄質

毛髄質は多くの気泡を含んだスポンジ状のケラチンでできています。しかし毛髄質は髪の中心ですが全ての髪にあるわけではなく、一部の髪にしか存在しません。毛球内では毛細血管が伸びてゆく髪に栄養分を与えます。主に髪を伸ばすための細胞分裂・毛皮質に蓄積される天然色素による髪の色素沈着・そして大量のケラチンタンパク質の角質化という3つの作用が行われています。

髪の構造

髪の構造

髪は皮膚の中の下垂体で作られ、その1本1本は細胞内にあるケラチンと呼ばれる硬タンパク質が細い筒状になってできており、成分は頑丈な皮脂と同じなのです。

この時点で髪には死んだ表皮細胞と同様に血管も神経もありませんが、基底部では毛包という皮膚にある直径約0.5ミリ深さ約4〜7ミリの小さな穴の中で成長します。


この穴の底の皮下脂肪層に毛球があり、ここから髪は継続的に伸びているのです。毛球内には内部に血管を持つ毛乳頭という突起が入り込み髪に栄養分を送る仕組みになっています。皮膚から出た部分の毛を「毛幹」といい、この時点の髪は死んでいますが基底部では、毛球に集まった細胞が分裂して毛幹の元を作り分裂を繰り返し髪を成長させているのです。

髪の成長パターン

毛包内にも外の毛幹に似たキューティクルの「うろこ」があるのです。髪は皮膚の下でキューティクルと皮膚細胞とが結合することで毛包にしっかり固定され毛球の丸い部分によって、その位置に留まっています。

髪の発育

人間の場合、髪は受精の9週間後から作られ始めます。妊娠6ヵ月の胎児は細い産毛で覆われていますが、この毛は誕生のおよそ1ヵ月前に抜け落ちます。次に生え揃った産毛は生まれて数ヵ月の間に頭部を残して抜け落ちます。その後、頭部の毛は太く体の毛は細く柔らかく生え替わるのです。稀にふさふさの髪で生まれる乳児もいますが、この髪は抜け落ちて色や疾患の異なる髪に生え替わることがあります。またほとんど髪がないまま生まれる赤ちゃんもいます。

成長パターン

体の毛は通常、皮膚から斜めに生えてくるので細い体毛は皮膚にへばりつくように伸びていきます。頭皮では毛包の並ぶ角度や分布パターンが髪の生える方向を決定し、自然な分け目や頭頂部の形を作るのです。毛包には滑らかな筋肉の小さな束がくっついていて、寒いときや怖いときなど何か強烈な感情を発する時に収縮して髪を立たせます。

髪の生え方

頭に生えるほとんどの毛は頭頂から外へ向かって同じ方向に伸びていき、毛包の角度がこれを決めています。しかし髪に様々な生え方があるのは、一部の髪が別の方向に向かって成長するために起こると考えられています。髪の生え方には大きく「富士額」「立ち毛」「つむじ」の3パターンがあります。

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